基本料金 | 従量料金 |
1,895円 | 526円 |
基本料金 | 従量料金 |
1500円〜1700円 | 300円〜350円 |
請求額・検針票と比較してみましょう。静岡県榛原郡川根本町の平均的なプロパンガス料金と適正価格を比較しました。
基準値はかなり高い形態となっているようです。適正価格は当協会の相談実績の平均値より算出しています。
比較表(税抜) | 基本料金 | 5m3使用時 | 10m3使用時 | 20m3使用時 | 50m3使用時 |
---|---|---|---|---|---|
平均・相場 | 1895円 | 4525円 | 7155円 | 12415円 | 28195円 |
適正料金 | 1500円 | 3000円 | 4500円 | 7500円 | 16500円 |
適正価格との差額 | 395円 | 1525円 | 2655円 | 4915円 | 11695円 |
当協会ではこれまで川根本町のみならず、静岡県全域のガス料金設定を調査してきました。各ご家庭のガス料金はかなり格差がある事がわかってきています。川根本町のガス料金も同様にお隣さん同士で数千円も違う事が多々ございます。
このように料金設定が大きく異なってしまうのには理由があります。
川根本町では、同じガス会社と長年お付き合いされてきた消費者様が多いようです。しかし、長年のお付き合いが良い関係を生むかは全く別物である事が料金設定に反映しています。
顔見知りのガス会社、ご近所付き合いの深いガス会社、親戚のガス会社、こうした人間関係が近しいから安心できるかというと、料金設定だけをみればそうとは言えないのです。近しい間柄なのに大変暴利な設定をたくさんみてきました。
このようにガス会社と消費者の関係が近いほど解約するのは抵抗があるようです。
他社さんと比較して数千円もひと月でお安くなるのに、ガス会社を乗り換える方は少ないのは消費者意識の大きな問題とも言えます。
高いガス料金を設定し請求し続ける事ができるのは、消費者にとってはデメリットであり、ガス会社にとってはメリットになると言えるでしょう。
この辺りは地理的な問題が発生しています。
ガス会社は供給対応可と供給対応不可エリアにわかれます。各社の供給可能なエリアとは、何かあった時に30分以内に駆けつける体制があるかどうかです。距離にすると物件所在地から20km〜30km以内に営業所があるかどうかが基本的な基準ですが、山間部は直線距離で安易に考える事はできません。このような地理的な影響が山間部には大きく影響しています。ガスボンベを配送できる業者も限られており、ライバルとなるガス会社の数が極端に少なく、消費者に歩み寄る必要がない場合が多いのです。
地理的な影響を受け、独占的に供給できるガス会社ほど頑張って頂きたいのですが、実際は高いガス料金請求が可能になる為、利益追求型の方針を取られてしまいます。
当協会は全国各地のガス会社と提携しネットワークを拡大しています。
川根本町へ供給可能なガス会社様であればご案内する訳ではございません。お客様が安心してご利用して頂きたいと思っており、長くお付き合いができるガス会社のみ厳選し当協会への参加を認めています。
自由料金制度で運営されているガス会社は、価格設定は各社に委ねられており基準となる価格が存在していません。その為、良心的な価格設定をするかしないかは各社の経営理念に基づきます。
徐々に料金が高まってしまうような事も当協会は禁止事項としており、不当な値上げを抑止したカタチでお客様へご提案を行なっていきます。
川根本町では地域最安値を目指せるガス会社は多くはありません。
当協会が目指す適正価格は地域最安値価格帯となり、安心できる住宅環境を長きに渡り守り続ける事ができます。
ただし、前述の通り山間部エリアといった地域性の問題があり、対応できるかどうかはご利用状況を確認させて頂き、協力ガス会社の調査が必要になります。
ご自宅が対応できるか調査してほしい方はお気軽に当協会の無料相談をご利用ください。
プロパンガス業界からみる川根本町はどのような地域性なのでしょうか。
南アルプスの山岳を源流とする大井川が駿河湾へと続いており、川根本町の居住地は川に沿うように細長く広がっている印象です。上流には井川ダムがあり静岡市葵区と隣接しています。
大井川鉄道井川線が通っており、接岨湖(大井川)は奥大井レインボーブリッジなどその絶景から観光名所としても人気のエリアです。90%以上が山林の自然豊かな町で「日本で最も美しい村連合」に加盟しています。
国重要無形民俗文化財「徳山の盆踊」など魅力的です。ガス料金が高くお困りの消費者が多い静岡県ですが、川根本町からのご相談件数は多い訳ではありません。なぜガス料金が高い事が多いのに当協会への相談件数が少ないのかを推測してみます。
川根本町の消費者の方は昔からのお付き合いがあるガス会社を利用されているようです。本来であれば大変良い事であり、地域密着型で安心できるように思います。山間部の地域では供給しているガス会社数は少数の為、競争原理が働かない地域という事もあります。また他の原因では徐々にガス会社に値上げを繰り返され知らず知らずに高い設定へと変動させられていた方も少なくありません。
ご近所さんや顔見知りといった人間関係の裏では卑劣な料金調整が全国的にも数多く確認されています。
そして一番の問題はやはり少子高齢化の問題が大きく、1955年頃から激しく減少しています。ピーク時は昭和10年まで遡り21738人でしたが、2021年10月1日時点では、総人口6315人で世帯す2812人です。高齢化率は激しく70歳以上が全体の41%以上を占め、65歳以上でみると50%を超えています。
高齢化地域ではガス料金は高くなる事が多い傾向です。理由はいくつか考えられますが、高齢の方は長くお湯を使わない印象です。お風呂の回数が減る事も考えられます。非常に使用量が少ないのが実態です。それはガス会社にとっては客単価が低く他の地域よりも儲からないといえるでしょう。経営存続の為にも高い設定にして利益幅を確保する考え方になってしまう事も考えられます。
川根本町はあまり賃貸物件が多くありません。
またガス会社も少ない為、大家様メリットを引き出せるガス会社は見つからないかもしれません。
これらの大家様向けのサポート、無償貸与(設備貸与ともいう)の問題は2024年4月以降より是正する法改正の運びとなりました。特に集合住宅や大型店舗の大家様、オーナー様はこれまで通りの運用ができなくなる可能性があるため注意が必要です。
一戸建ての大家様も是非当協会にご相談ください。調査してご回答させて頂きます。
川根本町は宿泊施設があり、高いガス料金でお困りかもしれません。
また、店舗の状況や現状をお伺いしながら改善策をお伝え致します。
店舗様も集合住宅と同様に2024年4月以降に法改正となり、これまで通りのサービスが受けられない事が予想されます。
店舗も同様に良心的なガス会社がすぐに見つかるかは不透明な地域です。まずは調査を行いますので気になる店舗運営者様は当協会までご相談ください。
まずはお気軽に!無料相談はこちらから