世界最高発電効率!大阪ガスが168万円の家庭用燃料電池を4月から発売開始

これまでにない発電効率で進化したエネファームが登場します。

停電中も発電し、電気が使える停電時発電継続機能など災害時にも役立つ仕様といえるでしょう。

日本の高い技術力が生み出す家庭のエネルギーを支える主軸となるか期待が高まります。

新作!エネファームtypeS発売発表

大阪ガスは2020年2月25日に「エネファームtypeS」の新作発売を発表しました。

これは世界最高の発電効率を誇る製品となっています。

「エネファーム」の累計販売台数8万台を突破し、これまでのエネファームも多くのユーザーの支持を受けてきましたが、更に新型の発表で業界を一歩リードする形となりました。

一戸建てだけではなく集合住宅への導入も可能となる小型化の開発も行っており期待が高まっています。

大阪ガス株式会社・アイシン精機株式会社・京セラ株式会社の3社とトヨタ自動車株式会社が開発した技術をベースに商品化したエネファームを更に進化させた。

「発電効率55%を達成」

発電効率を飛躍させる事ができたのは、燃料電池の改良に成功した事。

それはセルスタックだという。

セルタックスは、電気を発生させるセルのような役割となる部分で燃料電池の心臓部にあたる。

発電ユニットの制御プログラム改良も特筆すべき点です。

これまでの給湯暖房システムと比較したところ45%もの光熱費の削減を実現できるとされています。

「小型化に成功」

更に発電効率を高めながらも小型化に成功し、従来のエネファームよりも20%も小さくなっている。

これは各部品を小さくする事で余計なスペースを取らずに済む設計ができている。

小型化に成功した事で、大阪ガスは設置できる物件数がこれまでの2倍以上になると期待を寄せています。

「IoTの充実」

IoT化機能を充実させている。

子供がいるご家庭では、台所や浴室のリモコン操作で外出先でも帰宅した事をスマートフォンへ通知する機能も拡充している。

新作エネファームtypeSの導入メリット

一般家庭の方では一体どれくらい光熱費を削減できるのかが気になるところです。

公式発表ページによると一戸建て4人家族の場合を想定し、従来のガス給湯暖房機と比較している。

削減メリット
年間の光熱費を約12.1万円削減
CO2排出量を約2.3トン削減

12.1万円の削減額は非常に大きく導入し易いメリットです。

168万円の導入費で削減額が12.1万でざっくり計算すると、回収期間は「約13.9ヶ年」となります。

製品寿命がどの程度になるかも使い方次第になるので、回答は難しいと思います。

15年は最低でも持ってくれないと厳しい結果ですよね。

新築をご検討されている方は導入コストと比較検討されるのが良いと思われます。

留意点
※【従来】ガス:一般料金/電気:従量電灯A
※【新型】ガス:マイホーム発電料金(オプション9%)/電気:従量電灯A
※ガス料金(大阪ガス)、電気料金(関西電力)2019年10月時点の単価で計算した場合。
※電気料金の再生可能エネルギー発電促進賦課金は2019年時点で余剰電力の買取は2019年10月時点の単価計算。
※定格出力1kW以下の家庭用燃料電池で世界最高の発電効率です。
※家庭用固体酸化物形燃料電池で世界最小サイズです。
※対応する熱源機は、条件があります。

製品開発会社について

共同で家庭用固体酸化物形燃料電池の開発に取り組んだのは以下の通りです。

  • 大阪ガス株式会社
  • アイシン精機株式会社
  • 京セラ株式会社
  • 株式会社ノーリツ
  • パーパス株式会社
  • リンナイ株式会社

詳しくは大阪ガス株式会社のプレスリリースでご確認ください。

まずはお気軽に!無料相談はこちらから