設備投資を少なく物件クオリティーを高める

設備投資を少なくすることはアパート経営において重要なことです。
ここでは設備投資を抑えて物件クオリティーを上げるためのポイントをご紹介致します。

入居者にとって魅力ある設備投資

プロパンガス会社を利用するメリットとして一番に上げられる事項に、設備投資があります。
プロパンガス会社の場合は、設備投資を少なくする事が可能なのです。
今現在契約しているガス会社は給湯器・エアコンなど無償貸与してくれているでしょうか?

プロパンガス会社の中には、給湯器やエアコンといった設備を無償で貸し出してくれる会社が数多く存在しています。
主な無償貸与設備には、給湯器・エアコン・ビルトインコンロ・テーブルコンロ・インターフォン・ウォシュレット便座などがあります。

この、設備投資を自費で賄うと約10~15万ほど掛かる計算になります。
また、取付費用もかかり、6部屋のアパートと考えても120万程かかることになります。

無料貸与のあるプロパンガス会社の場合は、この分の費用が必要ないということになります。

また、ガス会社の変更を検討しているオーナーさまは、無料貸与のある会社に変更することで、エアコンなどを新しいものに変えてくれるといったサービスもありますので、入居者の方にも喜んで頂けると同時に、入居率のアップにも繋がると思います。

無償貸与にも、部屋の間取りなどの条件によって内容が変わってきます。
ガス会社からすると、この無償貸与を約10年から15年かけて、ガス代に上乗せすることで回収しなくてはなりません。

その、初期投資を積極的に行っても安心な物件もあれば、不安な物件もあります。
そのことから、無償貸与の内容が変わってくるというわけです。

ここからは、項目別に積極的に投資が出来る物件、出来ない物件を紹介していきます。

※無償貸与にもエリア、部屋の間取り、残存金額、築年数などの物件内容により切替の可否やサービス内容が異なりますので、ご相談ください。

設備投資のポイント

  • 築年数:1年~14年★★

    築15年以下だと、新築時の配管工事費用、そして給湯器などの残存があることがほとんどです。
    このタイミングでガス会社を変更するとなると、新しいガス会社が肩代わりし引き継ぐ事になります。その為、サービスの範囲が狭くなってしますという事態が起こります。簡単に言うと新築時の無償貸与などの費用を回収できていない状況というわけです。15年以下の中でも年数が経っている方が良いでしょう。

  • 築年数:15年~25年★★★

    築15年~25年の物件は、好条件なサービスをプロパンガス会社から受ける事のできる築年数です。設備の初期投資費用は15年で回収を終えることがほとんどの為、残存は残っていないと考えても良いと思います。

  • 築年数:26年~39年★★

    このぐらいの築年数になってくると、古くなってきているという印象をお持ちになる方もいると思います。やはり、取り壊し、建て替えなどのリスクも高まってくる年数でもあります。また、木造の場合は築29年を目安にしても良いかもしれません。
    このぐらいの築年数の場合は、手入れもとても重要になってきています。手入れが行き届いているかどうかも判断材料になります。

  • 築年数:40年~★★

    木造の場合は30年以上と考えて良いでしょう。プロパンガス会社は投資をしてから回収までの期間がおよそ10年~15年です。
    投資をする物件の将来の事も考えて判断していますので、リスクが高い物件は難しい事もあるかもしれません。

  • 1K単身者

    単身者用住宅の場合、プロパンガス使用料が少ないというのは明らかです。単身者の平均使用量は3~5m3と、ファミリー向けの住宅に比べ約4分の1ほどの使用料です。その為、プロパンガス会社は投資の回収に時間がかかってしまうという事がある為、ガス会社から大きな投資をしてもらえない可能性もあります。

  • 2DK~(ファミリー)

    ファミリー向け住宅は、プロパンガス使用料が多くなってきます。
    平均使用量は15~20m3です。このことから、プロパンガス会社としてもしっかりと回収が見込まれ、積極的に投資を行う事ができるといえます。

  • 標準タイプ★★★

    標準タイプには大きく分けて2つの種類が存在します。従来のタイプとエコワンジョーズタイプです。エコジョーズタイプはガスの使用料を約15%節約することができます。大手のプロパンガス会社の場合は仕入れの価格が低下の3分の1程になるため、一般的に設備投資で採用されることが多くなっています。

  • スリムタイプ★★

    スリムタイプはその名の通り狭小地設置に適しているため、都市部のアパートなどについていることがあります。このスリムタイプは
    原価が高いため、プロパンガス会社にとっては避けたい給湯器といえるでしょう。

  • FFタイプ★★

    このタイプは、比較的に年数が経過している戸建てやマンションに設置されている屋内設置タイプです。FFタイプは「強制給排気式」のことで、燃焼のための空気取り入れと、排気も外へ吐き出されるため、煙突が2本、または1本出ています。このタイプはコストが高く、給排気工事が面倒なことから、ガス会社変更の際に拒まれることもあるかもしれません。

  • バランス釜

    バランス釜は、バランス型風呂釜の通称でバスタブの横に設置されています。1965年から公団住宅を中心に普及しましたが、現在では衰退傾向にあります。今でも販売されている給湯器ですが、生産数が少なく仕入れが高くなることに合わせて、設備工事が面倒なこともあり、敬遠されるかもしれません。

  • 10号

    スポット給湯に適する

    水温+25℃のお湯を一分間に10L出すことができます。

  • 16号

    年間を通してシャワーの使用が可能単身者おススメ★★★

    水温+25℃のお湯を一分間に16L出すことができます。

  • 20号

    シャワーと給湯の同時使用が可能 2人暮らしにおススメ★★★

    水温+25℃のお湯を一分間に20L出すことができます。

  • 24号

    シャワーと給湯の同時使用が冬場でも十分可能4人以上家族おススメ★★★

    水温+25℃のお湯を一分間に24L出すことができます。

  • 28号

    シャワーの他、2箇所の給湯が可能4人以上家族おススメ★★★

    水温+25℃のお湯を一分間に28L出すことができます。

  • 70%以上★★★

    プロパンガス会社を変更する際の無償貸与は、一括で交換す事がほとんどです。その為、ガス会社からすると入居率というものはとても重要な項目になってきます。入居率は高ければ高いほど良いですが、70%以上の入居率があればプロパンガス会社からしてみても、投資に対する回収の見込みがあると判断される事が多いでしょう。

  • 50%以下★★

    50%以下の場合は、プロパンガス会社からすると、この物件は何か問題があるのでは??と信用問題などが浮上することもあります。その為、良い条件での契約が難しくなる場合があります。

  • ガス会社選びに失敗しない為には

    このようなサービスや条件があると知っても、全国に20,000社程あるプロパンガス会社から、どこの会社を選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
    なかには オーナーさまのしらないところで、契約後数ヶ月ほどで徐々に価格が上げていき、入居者さまのクレームに繋がってしまうガス会社も多くあります。

    当協会では、オーナーさまの悩みや要望をお聞きし、物件クオリティーを上げて入居率・長期入居率に繋がるようなご提案のできるガス会社をご紹介致します。

    当協会でご紹介するガス会社は

    ・適正価格を維持し続ける
    ・ガス料金の透明性
    ・緊急時の対応が早く丁寧で安心

    と、入居者さま満足度を高める「安心、安全、安価で適正価格を維持し続ける」事に賛同を頂いているガス会社になります。
    もし、不透明な理由で料金が高くなった場合は、当協会が間に入り、調査・値下げ交渉致します。

    無償貸与後の設備メンテナンスや、価格の見守り等、アフターフォローも無料で行っておりますので、お気軽にご相談下さい。

    まずはお気軽に!無料相談はこちらから