プロパンガスと都市ガスの違い

ガスは一般家庭になくてはならない消費資源として浸透しています。昨今ではプロパンガスの需要が求められてきており、記憶にも新しい震災時には大変活躍したのをご存知でしょうか?

都市ガスとは違い、プロパンから直接ガスを供給している観点からも皆様の地域浸透と共に新しい活用方法として需要が伸びてきております。 そこで問題視・注目すべきは利用・消費される皆様に伝えたいのは ?適正価格です。

ここではプロパンガスと都市ガスの違いについてご紹介致します。

目次

プロパンガスと都市ガスの火力(熱量/カロリー)の違い

プロパンガスの燃量は都市ガスの 2.23倍 に相当!!

都市ガス(13A)の熱量を45MJ(10,750kcal/?)、プロパンガスの熱量を100.47MJ(24,000kcal/?)として計算した場合…

プロパンガスと都市ガスの火力(熱量/カロリー)の違い

プロパンガス使用量と都市ガス使用量を求める計算式

プロパンガス使用量を求める計算式

プロパンガス使用量(m3) ×2.23 都市ガス使用量

都市ガス使用量を求める計算式

都市ガス使用量(m3) ÷ 2.23 プロパンガス使用量

都市ガスの方が優れていると思われがちですが、プロパンガスの方が2倍以上の強い熱量である事がわかります。 必ずしも都市ガスが安いとは限りません。都市ガスも地域毎で価格が違います。

プロパンガスと都市ガスの料金制度の違い

プロパンガスは「自由料金制」だから 交渉可能!!

プロパンガスと都市ガスの料金制度の違い

交渉しなければ値下げしない会社は優良会社とは言えません。

ガスの自由料金制とは、ガス会社が届け出た料金を政府が認可します。つまり事業者毎での料金設定が可能です。
例えるなら、都市ガスは料金交渉不可。下がるかは別としてプロパンガスの交渉は可能です。

プロパンガスと都市ガスの配送方法の違い

損傷が起き難いプロパンガスは 災害に強い!!

災害時、都市ガスは完全復旧までに1ヶ月近くかかる場合も?!

プロパンガスと都市ガスの配送方法の違い

プロパンガスは、ガスボンベの損傷がなければ数日で復旧が可能です。 一方、都市ガスは配管が損傷してしまった場合、配管工事をしなければならないため完全復旧までには約1ヶ月かかります。

プロパンガスと都市ガス需給宅までのガスの流れ

プロパンガスと都市ガス需給宅までのガスの流れ プロパンガスと都市ガス需給宅までのガスの流れ

都市ガスは道路に平行した形で形成され、ガス導管というパイプを地下に埋設しています。
建物へは供給管というガス管で引き込んでおり、地震等により損傷した場合は地下を掘り起こす為、都市ガスは完全復旧までに1ヶ月近くも掛かる場合もあります。

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