全国の灯油価格推移

灯油価格はどうやって決まるの？

灯油の価格は石油製品の原料である原油の価格の動向が大きく関わってきます。 原油価格はＯＰＥＣ(石油輸出国機構)によって原油生産量が決められ、また、国際紛争や景気動向に左右されます。 こうして決められた原油価格に、人件費や輸送費などのコストが含まれ、灯油の価格は決まってくるのです。
日本はその原油を９９．７％を海外から輸入しています。日本の原油輸入先は主に中東で、その中心になっているのがアラブ共和国連邦です。およそ中東原油が83％、東南アジア原油が7％、その他が10％となっています。中東の産油国で採掘された原油は、約3週間ほどかけてタンカーで日本へ運ばれてきます。原油は製油所で精製されることで、ご家庭で使える石油製品となっていくのです。

都道府県別ではどれくらい価格が違うの？

経済産業省 資源エネルギー庁 石油製品価格調査のデータをを参照に、各都道府県別 灯油価格推移をまとめてみました。(2019年07月公表)

灯油が安い都道府県ランキング

灯油配達価格　(税込み18Ｌ)

地域毎によってこれだけの違いがあります。 原油価格が高騰したとしても貯蓄している分もあるため、すぐに値上がりするとは限りませんが、輸入の高騰が続いたりした場合、やはり価格に影響が表れます。また、価格競争の激しい地域では、高い価格では競争に負けてしまうため、全体的に安くなる傾向があるようです。 灯油と同じように価格が地域毎によって違うプロパンガス。また、ガス会社によっても価格が 全く変わってきます。あなたが契約しているガス会社は高い料金設定になっていませんか？ 不安を感じた方はぜひ当協会の無料診断で適正価格かどうか確認してみてください。