【プロパンガス料金の疑問】 原料費調整制度について

原材料調整制度は、プロパンガスの料金形態の一つになります。
この料金形態は4種類あり、ここではその4種類の料金形態についてご紹介していきます。

目次

二部料金制

二部料金制は、一番主流となっている料金制度になります。この二部料金制の仕組みとしては、一部は基本料金です。ガスを一切使用していなかったとしても、掛かる費用となります。二部は、従量料金です。従量料金は、1?あたりの金額がありその金額×使用した量で料金が決まります。


二部料金のスライド制

二部料金スライド制とは、二部料金制の従量料金の部分が段階制になっています。つまり、使用量によって従量料金が変化するという事です。 上記のように使用量に応じて、従量単価、1?あたりの単価が変わってくるという仕組みになります。この、仕組みを取り入れているガス会社も、多く見受けられます。

三部料金制

この、三部料金制は、二部料金制の基本料金に含まれている設備代などが別立てになっている料金制です。基本料金に含まれている内容を具体的にいうと、集中管理システムの利用料やガス漏れ警報器の利用料等も含まれています。このような利用料などを、別立てしている仕組みです。


原料費調整制度

料金調整制度は、プロパンガスの原価に伴って販売価格も変動するというシステムです。この料金形態は、一番透明性の高い料金形態となっており、プロパンガスの輸入価格が毎月正確に反映されます。また、この制度の重要な項目としては、経済の情勢を毎月毎月、出来るだけ早く料金に反映させるということです。 私達、消費者としては、原料の価格が変化した際に、値上げされる!と考える方もいらっしゃるかと思います。しかし、価格が高騰した際にも、消費者全体には、全てが反映されないように抑制も行われています。 毎月の従量単価は、あらかじめ定められた「基準単位料金」に原料費調整による、「調整額」をプラス、もしくはマイナスをして算定します。基本料金の調整は行われません。


まとめ

今回は、プロパンガスの料金形態について、ご紹介してきました。 殆どのプロパンガス会社は、二部料金制、もしくは二部料金のスライド制を取り入れているかと思いますが、プロパンガスの料金形態にも4種類あるという事がお分かりになられたと思います。 お引越しの際や、新たにプロパンガス会社と契約される際は、どのような料金形態の会社なのか、しっかりと把握する必要がありますので、是非、参考にしてみて下さい。


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