詐欺・悪質な業者にご注意

プロパンガス業界は、料金が自由設定の為、中には悪徳業者も存在します。
そのような悪徳業者と契約を結ばないためにも、ここでは悪徳業者や詐欺についてご紹介していきたいと思います。

目次

格安ガス料金には気をつけて!

格安料金を謳っているガス会社がなぜ、悪徳業者の可能性が高いかというと、長期的にガス代を値上げしていくというガス会社があるからです。ここで注目して欲しいのが、【従量料金】です。ガス会社の料金の仕組みとして、月々固定で支払う「基本料金」と1?のあたりの単価の【従量料金】があります。この、【従量料金】は、使用した量×【従量料金】となる為、ガス代に大きく影響を与える料金といえます。悪徳業者の場合、この【従量料金】を長期にわたって値上げしていくことで、利益を上げようとします。その為、この【従量料金】が、格安のプロパンガス業者には気を付けたほうが良いでしょう。
消費者の立場からすると、格安と言うのはとても魅力的に思えますが、悪徳業者は新規顧客を獲得するために、入り口は格安となっていることが多いのです。明らかに低料金の場合は、悪徳業者である事を疑いましょう。

値上げの仕組みについて

日本の家庭で使用されているプロパンガスは、殆どがサウジアラビアから輸入している状況です。その為、原価の高騰や為替の変動などに大きく影響を受けます。良心的なガス会社であっても、このような理由から、値上げを余儀なくされる事も少なくありません。しかし、良心的なガス会社であれば、料金変更について直接お話ししてくれたり、書面にてしっかりと説明してくれる会社もあります。ただ、まだまだ多く見受けられるのは、検針票に料金が変更されるという旨が記載されているのみで、しっかりとした説明がないという事です。検針票による記載の場合は、利用者が気付きにくいという事もあります。悪徳業者の場合は、しっかりとした説明もなく理不尽に値上げされ、気付けば適正価格を大幅に超えた金額を請求されているという事もあり得るのです。その為、検針票は毎回しっかりとチェックする必要があるという事と、ガス会社には料金に対する説明義務がある為、値上げの際には連絡を入れる事で、しっかりとした説明を求めるのも良いかもしれません。また、その対応の仕方によって、良心的なガス会社であるか、判断材料になるともいえます。


「値上げはしません」に注意!!

悪徳業者のなかには、紹介会社の営業専門スタッフが勧誘してくる場合もあります。このような人たちは、プロパンガス業者を装って言葉巧みに営業トークを繰り広げます。その中には「値上げはしません」「ご近所の方にもたくさんご契約頂いている」「いつでも解約出来る」などといった言葉を並べ、勧誘されるケースもあります。このような言葉を信じ、いざ契約してみると料金も値上げされ、ご近所の方も契約しておらず、解約しようとすると、多額の解約金を請求されるといったケースもあります。
また、まずは電話で勧誘され、手応えのあったお宅に訪問するといったやり方の悪徳業者もいますので、電話も注意が必要です。


契約書

上記のようなトラブルに合わないためにも、契約する際、契約書をしっかりと読み、内容を把握する事です。また、そこでおかしいと思う事があれば、契約書にサインしてはいけません。 ここまで、沢山の営業トークを聞き、お得だと思い契約しようと思っても、契約書の書いてあることが重要になります。その為、契約書は必ず内容をしっかりと理解するようにしましょう。


詐欺・悪徳業者の被害事例

〈事例1〉調査員を装って

プロパンガス調査員を名乗る男が自宅を訪問してきました。男は、点検費用として¥18,500を女性に請求し、家主は、¥20,000を男に渡しました。男は「お釣りを車に取りに行く」と言い、その場を立ち去り逃走してしまいました。
上記のような事件は、色々なところで発生しており、この事例以外にも、高額なガス漏れ警報器や、ガスメーターを購入させれる事件などが起こっています。

〈事例2〉嘘の説明で勧誘

ガス会社の勧誘に訪れた男2人が、「近所の住民も自社と契約している」、「今契約されているガス会社には了承を得ている」などと、嘘をつき勧誘し、申込書兼委任状を偽装して、違法にガスを切り替えようとしまいました。
上記の事例は、実際にこの2人男は逮捕されました。しかし、このように強引に勧誘してくるガス会社は、まだまだ見られるのが事実です。このような、ガスの強引なガスの勧誘に対しては、その場で即決せず、必ず相談するようにしましょう。

狙いは高齢者

高齢者は、年金を収入源として生活している方が多く、このことから、割引や格安といった言葉に弱い面を持っています。悪徳業者は、この心理を利用してきます。また、ガスは生活に欠かせないものであり、毎月掛かるガス代が低料金になるというのはとても助かるという心理も働きます。 また、ご高齢の方は、話を信じやすい面もありますので、悪徳業者の餌食にならないよう十分に注意が必要です。まず、契約する前に家族や、プロパンガスの紹介を斡旋している会社に相談することが大切です。

まとめ

今回は、プロパンガスの悪徳業者や詐欺についてご紹介してきました。上記でご紹介している詐欺や悪徳業者と契約を交わさない、またはトラブルにならないためにも、契約の際や切り替えの際は、注意しておいた方がよいでしょう。プロパンガスは、短くても中期、そして長期にかけて使用し、日々の生活でも使用していくものなので良心的なガス会社と契約したいですよね。 私達、プロパンガス協会は、良心的なガス会社をお探しの方の力になれるよう、切り替え・契約までしっかりとお手伝いさせて頂き、ご紹介させて頂いた方が、ご契約後も快適に使用できるよう、アフターフォローもさせて頂きます。プロパンガスに関して、何かお困りの事がございましたら、お気軽にご連絡下さい。

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